Afghan Pictorial Rug




ビル柄の絨毯。ビル柄…?最初に見た時は、不思議な違和感。

手織り絨毯といえば、織る前の準備からして大変なもの。
羊毛を刈り取って、紡いで、染色して、縦糸を張って、、、そして気の遠くなるような
繰り返しの作業を通して出来上がる。

例え現代に作っていようとも、そのデザインは民族的な伝統の上に
成り立っているものである、とそんな印象を持っていた。

なのに、ポップな高層ビル柄。
遠近法も関係なく、まるで子供のイラストのようにのびのびとしている。
(絨毯としての質は、この際あまり関係ない。)
窓ガラスもそれぞれにカラフル。この色彩感覚は、日本人にはないものだなと思う。
街路樹みたいなものも見られるけど、乾燥した空気を感じる。

気の遠くなる時間をかけてビルを織り上げるというのは、いったいどんな感覚なのだろう…。
(アフガニスタンには、war rugというものがある。
銃や、戦車や、戦闘機が織り込まれている。それについては、また今度。)
この絨毯、奇妙な柄だから売れなかったのか、格安で手に入れたもの。
私も物珍しさで購入したけれど、せっかくなので使わないと意味がない。

普通に敷いてしまうと、やけに絨毯だけ目立ち、子供っぽいインテリアに寄ってしまいそう。
だから、この柄に負けないものを持ってきてみた。





フローリングが赤っぽいので、この絨毯の雰囲気と合わせやすい。
湿度を感じない赤をグリーンと清潔感のあるソフアで中和して、砂漠のオアシスのように。

ソファ上、トルコのデニズリのキリムのクッション。
とても現代的で、一つあると部屋の印象を決めてしまうくらいのパワー。
ここでチャイでも飲みたい。そんなイメージで。

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