とてもプリミティブな絨毯で、キリムと同じ平織の間に、
染めただけで紡いでいない、つやつやしたウールの原毛の束を
縦糸に結び付けていく。横糸は1本でなく複数。
見た目はカラフルな、もしゃもしゃとした動物のような感じのものが多い...。
ワイルドでゴージャスなタイプの絨毯。
染めていない原毛の色だけのものあって、それもシンプルで素敵。
うちにある、このタイプもTulu。Tuluのついたキリムクッションと一緒に。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4x_HSw_dO0h9dHPf6opjluMgiiuE6xXtVeG-tkKi_dmzj0hnoC-XK9AfnZChzvGEof66SVdruDtJeekE8urAJsU932S95RnMUsazz_R-YWKx1CAn53BqQKxIkiC-69XUJjS1O33c3GGw/s640/20130310_152420.jpg)
前回に引き続き、2010年12月のELLE DECORより。
Xmasの特集だから時期外れの雰囲気ですが。
ここに、見える限りで6枚のTuluが敷かれていて、とても豪華。
赤いTuluは艶がより一層目立ちます。
拡大してもわかりづらいので、気になる方は
「Tulu rug」 「Tulu turkish」などでぜひ画像検索をしてみてください。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyjU0pgKcVXlOY_z16mAncIdBhwAaiq6VjpQh-qeOkAMcATglU7QXMxqPpoBfHjgjDYne8_BMVUMCy_wCMi5mCdf9EtC_C9G0iATUVzq78QOkT8gD2GU6jJWfON2RQL_OZ_2zJuACkQ6o/s640/20130310_151248.jpg)
戻って。。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiusPz3t2HWtIW-v1QS5uCkOXNEpq2SjxoIGzBsDrvOaApycZnL02V1ynAJx9EJzde-FgDKM61UIkBQLzmAzVsah9FNyzsORnSIunrSLjyoIMQmW-h5K1kxH2NRWz9YvSzdYTdVZtTloPA/s640/20130310_152701_0.jpg)
全体を見ると不思議なブルーのグラデーションになっている。
(毛流れからみると下側が織り始め)
赤は全部同じ色なので、青を背景として、赤が浮き上がって見えるように
というのが、デザインの狙いなのではと思う。
たぶん1970年代の絨毯。
そう、こんなにモダンなのに40年も前のものなのです。
この格子柄のタイプもよくTuluのデザインにあって、
同じように背景がグラデーションになっているものは多い。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimESYogzoNsrz7XT8XV2BkxpXQUFFuFUzXkVPFUED1jglfrKfyjSIq4xngbYXrpZI8ARVWyudexjy3F2nP1EnWouk3fHfDgTvaaZaLrDr_CbSQ0P06JraD0a-Y1zjnulGqjfL2_2a8c7Q/s640/20130310_165345_0.jpg)
近くで見ると...。紡いでない、軽く撚っただけという感じのウールなのがわかる。
ワイルドな切り口。
夏は、少しさらっとした裏側を使うことも可能。
横糸2本入れては、Tuluを2段結び付けている。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_HAZaxHqwjIdwuQSslHHjg9NG0XrstDj7-zzqCyLpaL4Z2GMmk-E88L6CncLnBWoGt7GUwY53hd6PHKqOq4hlxsTc7204FBpA-5_Ov3ka2DJHSMW_jvSmQzsJfiDLWxFonv3MnPnVrtg/s640/20130310_165356_0.jpg)
最初に書いたように、とてもラフな絨毯で、
デザインは幾何学でモダン。受け入れられる年齢層は広いと思う。
欧米のインテリアサイトなどでは一般的だけど、
ボシャラウィットの次にそろそろ日本でも流行るだろうか?
値の張るものではあるけど、ボシャラウィットも若い女性に広まるには
高価なものだったと思う。
普通の140×200のアクリルラグなら30000円程度。
ボシャラウィットは、その倍くらい。
というのが、デザインの狙いなのではと思う。
たぶん1970年代の絨毯。
そう、こんなにモダンなのに40年も前のものなのです。
この格子柄のタイプもよくTuluのデザインにあって、
同じように背景がグラデーションになっているものは多い。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimESYogzoNsrz7XT8XV2BkxpXQUFFuFUzXkVPFUED1jglfrKfyjSIq4xngbYXrpZI8ARVWyudexjy3F2nP1EnWouk3fHfDgTvaaZaLrDr_CbSQ0P06JraD0a-Y1zjnulGqjfL2_2a8c7Q/s640/20130310_165345_0.jpg)
近くで見ると...。紡いでない、軽く撚っただけという感じのウールなのがわかる。
ワイルドな切り口。
夏は、少しさらっとした裏側を使うことも可能。
横糸2本入れては、Tuluを2段結び付けている。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_HAZaxHqwjIdwuQSslHHjg9NG0XrstDj7-zzqCyLpaL4Z2GMmk-E88L6CncLnBWoGt7GUwY53hd6PHKqOq4hlxsTc7204FBpA-5_Ov3ka2DJHSMW_jvSmQzsJfiDLWxFonv3MnPnVrtg/s640/20130310_165356_0.jpg)
最初に書いたように、とてもラフな絨毯で、
デザインは幾何学でモダン。受け入れられる年齢層は広いと思う。
欧米のインテリアサイトなどでは一般的だけど、
ボシャラウィットの次にそろそろ日本でも流行るだろうか?
値の張るものではあるけど、ボシャラウィットも若い女性に広まるには
高価なものだったと思う。
普通の140×200のアクリルラグなら30000円程度。
ボシャラウィットは、その倍くらい。
しかもボシャラウィットはほぼ合繊なので、使うほど味がでるものではない。
アクリルのラグを敷くよりはるかに家具を引き立てるし、
ウールは季節問わず足にさらりとなじむ。吸湿発散性に優れている。
(アクリルのラグは夏はペタペタとする。)
冬はもちろん、Tuluのたっぷりと空気を含んだパイルの断熱効果は驚くほど大きく、
アクリルのラグを敷くよりはるかに家具を引き立てるし、
ウールは季節問わず足にさらりとなじむ。吸湿発散性に優れている。
(アクリルのラグは夏はペタペタとする。)
冬はもちろん、Tuluのたっぷりと空気を含んだパイルの断熱効果は驚くほど大きく、
敷いていると底冷えしない。
気温差の激しい砂漠でも昼間は熱を通さず、夜の寒さもしのげるものだったはず。
どうも日本では敷物関係は女性のファンのほうが多いのだけど、
このTuluのワイルドさなんかは、たとえばジャーナルスタンダードの家具が
気温差の激しい砂漠でも昼間は熱を通さず、夜の寒さもしのげるものだったはず。
どうも日本では敷物関係は女性のファンのほうが多いのだけど、
このTuluのワイルドさなんかは、たとえばジャーナルスタンダードの家具が
好きなような若い男性、
本物の質感が好きで、ざっくりとした工業系のインテリアのワンポイントなどに
とても似合うと思う。
もちろんモダンインテリアには好相性。
とても似合うと思う。
もちろんモダンインテリアには好相性。
とはいえ、まだまだTuluを実際に見て購入できるお店はほとんどないし、
いいオールドのTuluは高価でなかなか手に入らないけれども。
ちなみに、これは個人でお店を開かずに販売している方から、
とてもお手頃価格で購入させていただいたもの。
使いにくい色で一見敬遠されて売れにくいのかもしれないけど、
(Tulu自体メジャーではないということも。)
置いてみればなんてことなく馴染む。
ベッドサイドや玄関マット…家の中でぐるぐると位置を変える意外と万能な絨毯。
使いにくい色で一見敬遠されて売れにくいのかもしれないけど、
(Tulu自体メジャーではないということも。)
置いてみればなんてことなく馴染む。
ベッドサイドや玄関マット…家の中でぐるぐると位置を変える意外と万能な絨毯。
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