居住空間学2013

BRUTUS 5/15号は、毎年この時期恒例の「居住空間学」でした。

今回の表紙および巻頭特集は、写真家でスタイリストの熊谷隆志氏の自邸を5年ぶりに尋ねるというもの。

熊谷氏は、以前ブログでご紹介した白金にあるカフェ、irving placeのクリエイティブディレクターをされていて、
irving placeと同じように、風通しのいい居心地の良さを感じる素敵なインテリアです。


幾重にも(7本も)ボーダーに囲まれた古くて味わいのある(おそらくバルーチの)絨毯。

5年前はこの場所に、北欧のヴィンテージラグと思われる赤い絨毯が敷かれていました。
全体の雰囲気もかなり違っていて、それはそれで素敵なのですが、
今回の方が、さらに落ち着いて寛ぎ感が増しています。
インテリア業界としても、5年前とは時代が変わったなと思います。

その他にも、コーカサスと思われるカラフルな絨毯がチラリとダイニングテーブルの下に見えていたり、
別のテーブルの下にはしっとりと落ち着いたマイマナのキリムがあったり、
(ちなみにirving placeの入るBIOTOPの一階のショップにもマイマナが敷かれています。)
それぞれのコーナーに、絨毯がごく自然に溶け込んでいます。
というか、そもそもヒョウ柄のソファや、ブルーのビニルレザーのダイニングチェアなどを配した
非常に個性的なミックスインテリアを、絨毯がバランスよく調和させているという方が合ってるかも。

手織り絨毯を取り入れたインテリアとして、とても参考になります。
残念ながらすでに次の号が書店に並んでいるためAmazonでどうぞ。

0 件のコメント:

コメントを投稿